
兼六園 黄門橋
2019年09月28日

兼六園の有名な出し物(←?)噴水。
その噴水のすぐ近く、でもちょっと奥に入った所にとってもカッチョイイ橋が架かっています。
黄門橋です。
材質は石。
青戸室石ってのを使っていて、金沢城の石垣なんかにも使用されています。
「青」以外にも色があるの?って思われるかもしれませんが、はい、赤戸室石ってのもあります。
違いは名前そのまんまで、青戸室石は青っぽい色、赤戸室石は赤っぽい色をしています。
元々は溶岩からできた火山岩で、本来の色は青、でも噴火時の条件によっては酸化して赤くなることもあるそうです。
酸化して赤くなるってことは、多分鉄分を多く含んでいるという事でしょうね。
特徴としては頑丈、でも加工は比較的容易で。
赤よりも青の方が強度があると言われています。
この橋がね、い~い絵になるんですわ~♪
周囲には鬱蒼と生い茂る木々。
覆いかぶさる高枝の隙間からほんのり光が差し込め。
すぐ足下には白龍湍(はくりゅうたん)と呼ばれる小川がさらさらとせせらぐ。
そんな静寂と緊張感が交錯する世界の中にすっと伸びる石橋。
橋梁はゆるやかなアーチを描き、石肌は青白い輝きを放ち。
深淵な自然美に人間の造形が調和した、心安らぐ庭園空間。
そんなしつらえになっています。
さてこの橋、造りにも注目して欲しいのですが。
ぱっと見た感じ2枚の岩の板を重ね合わせたようになってます。
でもこれ1枚岩なんです。
厚みは約50センチ。
この厚みをそのまま成形すると重苦しい感じになってしまいますが、まるで2枚の板を重ねたような細工を施すことですっきりシャープに見せています。
さらに角度にも注目。
通常橋ってのは川に対して直角に架けます。
でもこの橋、わざと斜めに架けてあります。
角度にして115度。
このように角度を緩やかにすることで通路と橋とのラインをスムーズに導き、抜けのいい回遊線を実現しているのです。
どうです?
一見ただの岩の橋にしか見えないかもしれませんが。
よくよく観察すると、その影に様々なギニックが隠されているんですよ!
兼六園の黄門橋。
ちょっとメイン通りから外れた場所にあるのでスルーしてしまいがちです。
でも見逃すなんてもったいない!
ここは絶対に見て行ってください。
なお。
現地には時々変なじーちゃんが現れます。
印籠見せられたら「ははーーーっ!」と平伏しないと。
物陰から助さん・格さんが現れてズバッとやられます。
どうぞご注意を!!
ああ・・最後の最後につまらないことを書いてしまった・・・・(恥)。
兼六園
住所:石川県金沢市兼六町 1
TEL:076-234-3800
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