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福岡鯉の里公園 鯉マニア以外には喰い付きにくい鯉の公園
2022年06月01日

『恋に恋するアナタ、鯉はいかがですか?』
そんな謎のキャッチコピー(※注:わたしが考えた)を持つ公園が福岡鯉の里公園です。
わたしもここに来るまで知らんかったのですが、福岡町ってのは養鯉が盛んなんだそうです。
幕末に大和国郡山(奈良県)の方から種鯉を持ってきたのがきっかけで、以降紆余曲折はあったものの、今も連綿と養鯉が続けられています。
そんな福岡町と鯉産業を知ってもらいたいという事で作られたのが福岡鯉の里公園です。

公園の中央にはひょうたん型の池。
当然この中には鯉がゆらゆら泳いでます。
鯉が好きな人はこんなん喰い付くんでしょうね~。
わたしは鯉に関しては完全に守備範囲外なので、ん~~~・・・みたいな感じだけど。
そもそも恋に縁ないしな!(←それは関係ない)

ほ~らほら、鯉ちゃんいますよ、いっぱい。
ヒマそ~に泳いでます。
大概こういう場はエサやりができるようになってんですけどね。
1回100円くらいの鯉のエサ自販機が置いてあって、そのエサをばーっと撒いて、バシャバシャバシャーって鯉が集まって、わーい♪みたいな。
でもここはただ眺めてるだけ。
めっちゃ退屈。

謎の滝なんかもあります。
石でガッチゴチにデコレーションされた、三段落ちの人工滝。
石は安山岩ですね。
石基多め、斑晶少な目、黒味強め。
石の話はしなくていい??(汗)

滝の裏はこんな感じ。
巨大なタンク2基にポンプと配管、配電盤。
こいつで滝にジャンジャン水を送っているのです。
普通は隠すんだけどな、こういうの。
でもこのテキトー感、嫌いじゃないわ(笑)。

公園内には鯉の里資料館なんて施設も併設されています。
特に受付なんかなく、出入り自由。
かなりユル~イ施設です。
ただ中の雰囲気は独特。
ザ・鯉なマニアックワールドが待っています。

まずはズラリと錦鯉の一覧。
突然ですが、「渋谷金魚」ってマンガご存知ですかね?
あれは鯉じゃなくて金魚なんですが、巨大金魚が空中をぷかぷか泳いで人を襲って食うっていうマンガです。
これ見るとなんかあれを思い出してね。
うわー金魚襲ってくるわー!みたいな。
渋谷金魚トラウマをお持ちの方は迷わずお逃げください。

ズラリと並ぶのは鯉を運ぶための桶。
昔はこれに入れてかついでエッチラオッチラ運んだんだそうです。
キツそうだな~。
これに鯉と水入れてかついだら何kgくらいになるんだろ?
50メートルや100メートル程度ならいいけど、どうせ歩いて何kmも運んだんでしょ?
やりたくねー!
想像しただけで腰痛ンなりそうだわ。

こちらは鯉の目方を量る天秤。
多分片方に桶を吊るして鯉を入れ、反対側の重りを動かして重さを量ったのでしょう。
これで100kgまで量れるんだとか。
そんなに正確そうに見えんけどね。
でもまあ金や銀を量る訳じゃあるまいし、ざっくり大体の数字が出ればそれで良かったのでしょう。

部屋の最奥にはでっかいはく製がどどーん!
デカ過ぎて結構引きます。
名前は「太郎」。
体長1.3メートル、体重50kg、年齢なんと120歳!
すげーな、おい、鯉って120年も生きるのか?
って言うか、死ぬまでデカくなり続けるのか?
なんかイメージをはるかに超えてミステリアスだわー。

太郎の魚拓も残されています。
やっぱデカい。
見たかったな、生前の太郎。
1メートル超えの鯉なんて、完全に規格外やろ?
背中乗れるっちゅーねん。
ほぼ妖怪のレベルやん。

資料館を出て右側に回ると、石碑が2本。
左は茂古沼太郎吉、1866年(大政奉還の前年)にこの福岡に種鯉を持ってきた人です。
右は成田熊吉、昭和の戦時中に途切れかけた福岡の養鯉を守るために奮闘した人です。
共に現在の養鯉業の礎を作った偉人として、こうして顕彰されています。
カッコええーな~。
わたしが死んでも誰も碑なんか建ててくれんやろうな。
今の内に建てとこうかな、自分で。

恋に恋する鯉が大好きな人のための公園、福岡鯉の里公園。
現場に恋の話は1ミリもありませんが(←?)、鯉はうじゃうじゃいます。
取り合えず鯉見物に行くか~的な感覚でお越しください。
鯉に興味がない人は!
渋谷金魚を読んでブルブル震えてください。(謎)