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金榮山 妙成寺 五重塔

2018年09月05日

妙成寺 五重塔

 

羽咋市に入り、国道249号線を北上。
路上の案内に従い右折し、そのまま車を走らせると、やがて木々の向こうに現れる細長い塔。
妙成寺(みょうじょうじ)五重塔です。

 

わたし最近知ったのですが、この妙成寺の五重塔が石川県で唯一の五重塔だそうで。

 

なるほど、確かに他にどこある?と言われても。
全然思い付かない。

 

あ、津幡の倶利迦羅不動寺にひとつあるか。
でもアレはミニチュアだし、ちょっと違うな(笑)。

 

で、妙成寺の五重塔。
全高34メートル。
創建は元和4年と言うから、豊臣が滅びた大阪夏の陣から3年後、家康が没した翌年。
江戸時代で言えば、始まってほんの14年。
世の中がまだかなりバタバタしてた頃ですな。

 

建てたのは坂上越後守嘉紹(さかがみえちごのかみよしあき)。
どうも越前(福井)由来の人らしいですが、肩書きは前田家の御用大工という事みたいです。

 

元々このお寺は前田家と縁が深く。
三代藩主利常の母親である寿福院(じゅふくいん)はここを菩提寺としています。
この五重塔も利常の号令で建てられたもののようで。
利常に限らず、初代利家から綱紀まで、五代に渡ってこのお寺の造営に関わったと言われています。

 

さてこの五重塔。
今でこそ味のあるい~い色出してますが。
創建当初は朱塗りにされていたそうです。
現在でもその痕跡は残されており、塔の下に回って軒の根元をよーく見ると、若干赤い色が残っているのが確認できます。

 

赤って言うと、仏教というよりも神社的な色使いな気がしますが。
まあ昔は神仏習合が当たり前だったし。
この妙成寺の敷地の中にも神社があったりするくらいだから。
その辺のボーダーラインは、今より全然あいまいだったんでしょうね。



寺内にはこの五重塔を始め、国の重要文化財に指定されている建物がズラリと10棟。
どれも重厚感があって、見応え満点!!
どうかひとつひとつ、時間をかけてじっくりと御鑑賞ください。



あっと、最後にひとつ、大事な注意点。



夏は昼間でもめちゃくちゃ蚊が多いです。
虫さされ対策をしっかりとしとかないと。

 

泣きますよ!

 

 

金榮山 妙成寺

住所:石川県羽咋市滝谷町ヨ1

TEL:0767-27-1226

ホームページ:妙成寺公式サイト

 

 


 

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