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十六文亭 かき揚げせいろ

2019年09月21日

十六文亭 かき揚げせいろ

 

この日は昼食難民。
最初に行ったお店は閉まってて。
次に行ったお店は順番待ちがいっぱいいて。
次に行ったお店はなくなってて。(←?)
巡り巡ってたどり着いたのが十六文亭。
蕎麦のお店です。

 

店内はテーブルのみ。
わたしみたいにおひとり様で来ても、4~6人掛けのテーブルがひとつ割り当てられる。
おかげで回転遅い!遅い!
なんでカウンター席作らなかったんだろうね?

 

内装は木を生かした和様のしつらえ。
黒く塗られた柱はどれもつやつやと美しく、独特の重厚感。
天井はゆったり高く取ってあって、なんとも抜けのいい解放的な空間。

 

まずはオーダーを検討。
鴨とかき揚げで迷い、しばらくうーーーんと考えてると、注文取りのねーさんに「ご注文はお決まりですか?」とプレッシャーをかけられ、とっさに”かき揚げせいろ”と答える。

気が弱いのでね。
「注文後で」とか言えんのですわ。

とか言いつつ、追加のそばは忘れずちゃっかり付けるんだけどね。(←そこは譲らない)

 

そこからまたえらーーーく待たされて。

お腹ぺこぺこなんだけどーーとか思ってヘロヘロになってるところにやっと到着。

 

それでは早速。
むさぼるように、ずるずるずるっと食べたおしましょう!

 

十六文亭の蕎麦

 

麺はコシのある、ぎゅっと締まった質感。
蕎麦特有の粗い食味がざらりと舌を撫で。
キンとした金属質なミネラルが真っすぐに伸びる。
中心にガッチリと硬い芯を据えたような、強く骨太な味。

 

つゆは爽やか。
醤油がキレっキレに効いてて、流麗淡麗。
透き通った香味がすきっと走り、ほのかな甘みがふわりとかぶさる。

 

この硬質な蕎麦とクリアなつゆとのコンビがもう最高で。
蕎麦がぎっちりと味を固め、そこにつゆが豊かな風味と透明感を添えて。
冷たい温度感がシャープな緊張感を乗せて。
ワサビとネギががツンとした辛みを走らせて。
鋭利でキレの冴えた味わいが生き生きと喉を滑る。

 

かき揚げは完全に水分が飛んでてカリッカリ。
油の香りがふんわりと沸き立ち、パキパキと野菜が砕ける。
そのまま噛み続けると、徐々に野菜がしんなりしてきて、元々持っていた甘みがしっとりしみ出して。
柔らかな美味しさがゆるりゆるりと舌を包む。



つるつるっと蕎麦をすすって。
パキパキとかき揚げにかぶりついて。

もりもりと食べまくって。

 

完食。



十六文亭の”かき揚げせいろ”。
蕎麦は抜けるように爽やか。
かき揚げは野菜の深い地味が存分に楽しめる。
上品でアラのない美味しさでした。



ごちそうさま。





 

[参考]
・かき揚げせいろ:1,100円
・1枚追加そば:380円

 


 

 

十六文亭

住所:石川県金沢市北間町ハ 186-1

TEL:076-237-6040