
宝泉山 印勝寺 どなたか心ある人、メンテナンスお願いします
2021年08月14日

七尾の山の寺寺院群、その中に門が超カッチョエーお寺があります。
その名も印勝寺(いんしょうじ)。
1518年創建、法華宗のお寺です。
門、とひと口に言っても色んなスタイルがありまして、唐門、高麗門、薬医門、楼門、仁王門などバリエーションは様々。
でもね、ここのはかなりレアなタイプ。

それがこちら。
二階に鐘が吊るされた「鐘楼門」というスタイルです。
意外とないのですよ、この手の門。
通常は門と鐘楼ってのはそれぞれに独立させますからね。
こうしてひとつにドッキングしてる例はかなり稀。

ただこの門、見事なくらいボロボロでしてね。
疲労感ハンパない!
天井や柱など所々補修されてはいるようですが、それでも目に見えて損傷しまくり。
あちこににカビが生えてて、木材も朽ち始めてて。
ヤバイんでね?

敷石もこんな感じ。
いい意味で言えば年季が入ってるし、悪く言えば劣化しまくりだし。
草なんかもぼーぼーの生え放題。
い~い門なのにな~。
ちゃんとメンテナンスすればメッチャクチャ光る門なのに。
もったいない!

あと不思議がひとつ。
この門、上に上がれません。
どこにも階段がないのです。
でも2階に鐘が吊るされてる以上、鐘を突くには2階に上らなきゃならない。
ミステリーですね。
2階へ上れない鐘楼の2階にある鐘を一体どうやって突くのか?
考えれば考えるほどミステリーです。
ハシゴ架けりゃいいんだけなんだけど(笑)。

その先には本堂がどーん!
これもイカシてるのですわ~♪
構造は七間四方の方形(ほうぎょう・正方形)。
周囲に縁を巡らし、朱塗りの高欄でビシッと囲む。
柱も朱塗りで染め、壁は清廉な白漆喰で塗り込め、開口部は深茶色の引き戸でカッチリと固める。
メリハリがキリッキリに効いた素晴らしいデザインです。

そしてトドメがこの天頂の飾り。
これ見てピンと来た人、なかなかのマニアです。
そう、これって五重塔とか三重塔の頂上に付けられてる相輪ですね。
いいわ~コレ♪
普通ここには宝珠がぽこっとあるだけですからね。
そこに金に輝く相輪がスタイリッシュにぴっと伸びる。
シビれるセンスです!

そして境内の中にはもうひとつ面白いものがあります。
それがコレ。
コレなに?と聞かれると、わたしも分からんのですが、多分宿坊でしょう。

このお寺、民宿もやってるみたいなのですよ。
表に「民宿」って看板掛かってたし。
でもどう見ても営業してないんですよね。
今は止めちゃったんですかね?
あるいはシーズン限定で営業してるか。
詳しい状況は不明です。

かなり廃墟感が強い印勝寺。
でもね、ホント門がいいのですよ。
この素晴らしい文化財を朽ちさせるのは絶対にもったいない!
しっかりメンテナンスを継続して、後世までしっかり残していって欲しい。
そんなポテンシャルの高さを感じるお寺でした。
印勝寺。
ガンバレー!!
宝泉山 印勝寺
住所:石川県七尾市小島町リ 129
TEL:076-454-3306(本法寺)
関連タグ >> お寺 山の寺寺院群
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