
真宗大谷派吉崎別院 入れない宝物館に思わずむずむず
2023年02月25日

浄土真宗中興の祖と呼ばれる蓮如。
そんな蓮如が活動の拠点とした山のすぐふもとにあるお寺が、真宗大谷派吉崎別院です。
ぶっちゃけ地味なお寺です。
典型的なローカルのお寺。
それでも蓮如に所縁のあるお寺と聞かされると、なぜかありがた~く感じる不思議。
今回はそんな真宗大谷派吉崎別院を見ていきます。

まずは入口をガンと飾る山門。
重量感満点の四脚門です。
プロポーションがいいですわな。
ガッチリ太い柱に頑強な組み物、そして黒瓦でずっしり覆われた大振りな入母屋屋根。
信仰の拠点のエントランスにふさわしい、堂々の風格です。

鬼瓦がイカス!
分かります?大棟端に付けられているものだけ赤瓦になっているのが?
まるで顔を真っ赤に染めた鬼のよう。
ほんのワンポイントなんですけどね。
でもなんかこういうイレギュラーな仕立て、好きですわ~。
ちょっとした隠れオシャレ♪

山門を抜けると右手に宝物館。
時代感むんむんのクラシックな風情です。
こちらの建物、かつては寺宝の展示を行っていたようですが、現在は残念ながら閉館中。
中の様子は全く見られません。
ちょっと残念。

屋根の上には鐘楼、これがカッコイイー!
中には鐘がぶら下がっていて、江戸時代には時報代わりにゴーンと鳴らしていたそうです。
眺め良さそうだな~。
この場所自体が高台なのでね、そこからさらに鐘楼の上に上るときっと爽快な景色が見られるはず。
上ってみた~~い!!

その脇にも独立の鐘楼。
こちらは袴腰(はかまごし・下部のスカートみたいなヤツ)をまとったスペシャルなヤツです。
なんやら江戸時代に建てられたものらしいですが、確かにそれらしいちょっと枯れた雰囲気。
これも上りたい~、鐘突きたい~。
・・・と思ったアナタ。
大丈夫、こっちの鐘は突けますよ!

入口開けっぱなしなんで、中に自由に入れるんですわ。
しかも上にも上れます。
普通は関係ない人がチョロチョロ入って来れないように閉じられてるんですけどね。
なんかすげーオープン、と言うか適当(笑)。
(でも本当に勝手に中に入って鐘鳴らしたらダメよ)

その向かいに小さなお堂。
蓮如堂です。
中には蓮如さんの立像がででーん!
ここに限らず、蓮如像は北陸のアチコチにあります。
なんたってここら一体は真宗王国ですからね、その蓮如熱たるやハンパない!
時代を超えて愛され続ける、スーパーレジェンドなのです。

アップで見るとこんな感じ。
右手に笠、左手に数珠。
明らかに旅装ですね。
こうして方々を訪ね歩き、あまねく人々に仏の教えを広めた姿で表現されています。
実際ね、めちゃめちゃ精力的に活動してたらしいですよ、蓮如さん。
吉崎にいたのはほんの4年程度と言われていますが、その間に爆発的に信者を獲得。
しまいにゃ一揆(いわゆる一向一揆)を起こして、国を乗っ取っちゃったんですからね(これには蓮如さん関わってないけど)。
強烈なムーヴメントだったんでしょうね。

最後に本堂。
境内最奥にずーんと鎮座。
ただ入口は閉じられてて、中は覗けません。
一応左手に別院本堂の建物があって、どうぞそちら側からお入りください的な案内が書いてあるんだけど、ちょーっと入りにくい雰囲気。
本当に勝手に入って見学してもいいのかな?
ビビリのわたしにはちょっとハードル高いですわ。

閑散としててちょっと寂しい感じの真宗大谷派吉崎別院。
でもね、空気はいいですよ。
ああ~ここが蓮如さんの活動した聖地なんだ~みたいな。
訪問する時はそんな蓮如の息遣いみたいなのを感じ取りながら歩いてみて下さい。
すぐお隣は本願寺吉崎別院。
こちらも蓮如さんにゆかりのある浄土真宗のお寺です。
本堂がキラッキラに素晴らしいので、時間がある人はぜひ合わせて見ていってください。
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