店主たみこの観光案内日記

苔の里

2018年10月23日

苔の里

 

全国1億5000万人の「苔ファン」(←?)の聖地。
苔の里。
苔、苔、苔、ひたすら苔、のお庭です。

 

見所は苔、のみ。
潔いほどに苔以外何もナシ。
専門家によると何と48種類もの苔が自生してるらしいのですが、素人には全く判別不能。
だけどそんな事は関係なく、一面に広がる苔の緑はただひたすら美しく。
空気は冷たく心地良く。
体中に浴びるマイナスイオンのエネルギーが、もぉ~~爽快♪
苔と静寂が生み出す、極限の癒し空間です。

 

ところでなんでこんなに苔生えてるの?という事ですが。
実はたまたまそうなっただけみたいです。

 

現地へ行ってみると分かりますが、ここ、ものすご~い山村で。
周りにあるのは山と木と大自然。
多分冬場は雪もすごいでしょうね。

 

当然生活のための資源は限られており。
昔の人にとって、落ち葉は大切な燃料源でした。
周囲に落ちている葉っぱをせっせと拾い集めては燃料として利用したそうです。

 

その結果どうなるか?
苔の上に覆いかぶさるものがなくなるんですね。
一方で上空には木々の枝が鬱蒼と生い茂り。
これが適度な日光供給と影を作る。
さらに雨の多い北陸の気候。
これらの要素が絡み合い、苔にとって格好の生育環境が出来上がったのです。

 

気が付けば、一面の苔、苔、苔、コケーーーーー!!!

 

要するにここの苔は観光用に特別にしつらえたものではなく。
元々あった当たり前の光景だったんですね。

 

ところが時代は変わる。

 

今時なかなかないでしょう、落ち葉や木の枝を燃料にしてる家。
この村でも状況は同じで。
昔と違って頑張って落ち葉をせっせと集める必要はなくなったのです。
そうすると当然、苔にとってはハードな生活環境となってしまい。
苔エリアが見る見る縮小。
その存在自体が危機を迎える事態となりました。

 

そこで現在はボランティアを募集し”苔の里サポーター”ってのを組織して、定期的に落ち葉拾いを実施してるみたいです。
この景観を守り、次世代につなげようという取り組みですな。



かつては生活の副産物として存在した苔の庭。
現在は懸命な保全活動によって守られている苔の庭。

 

どうかご観覧の際には、多くの人の献身で成り立っている景色なんだと言う事を忘れないでください。
間違っても大事な苔に傷を付けたりなんかしちゃいけませんよ!

 

 

苔の里

住所:石川県小松市日用町寅 71

TEL:090-7083-6969

 




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