
金沢21世紀美術館 変容する家 ブーフーウーの藁の家(企画展示)
2018年11月10日

「東アジア文化都市」。
文化庁の推進により行われている事業です。
その目的は日本・中国・韓国の三ヶ国の協力によって様々な文化芸術イベントを開催、相互理解を深め、新たな文化を発信していくというものです。
事業は2014年からスタート、横浜→新潟→奈良→京都とリレーし、そして2018年、ついにそのバトンがここ金沢へと回って来ました。
今回のテーマは『家』。
家とは何なのか?
家と人とのつながりとな何なのか?
そもそも家の存在意義とは?
そんな哲学的な問いを「変容する家」というタイトルの元、日中韓のアーティスト達がそれぞれの解釈で表現し、製作に当たりました。
作品は市内広域に散在。
実際の生活空間である民家や建物をステージにしています。
その数全部で22。
さすがに全部は紹介し切れないので、今回はその内のひとつを。
それがこの”ブーフーウーの藁の家”です。
金沢21世紀美術館の敷地内に展示されています。

作者はミヤケマイさん。
京都造形芸術大学客員教授にして美術家。
活動内容は良く分からんのですが(←?)、造形と空間表現が得意みたいです。
今回の”ブーフーウーの藁の家”は、「家」という名の閉鎖空間とその曖昧な隔絶性にスポットを当て。
日本家屋の脆弱な構造は「三匹の子豚」に出てくる藁の家にそっくりではないか?
そこには緩やかな外界との仕切りがありつつも、同時に自然との一体感も存在し。
でもそんな中でも個の思い出や愛着は確実に生まれ。
その場所こそがその人にとってのかけがえのない「家」となる。
という彼女なりの表現だそうです。
深いですね。
あほなわたしにはちょっとよく意味が分からんですけど(笑)。

ちなみにこの”ブーフーウーの藁の家”、なんと1日家主になれるんです。
つまり住めるんです。
事前に申し込みをすれば「1日家主」の権利が取得でき、その日1日「自分の家」として占有できます。
多分抽選だと思いますが。
わたしが行った時も、誰か住んでました。
おかあさんと、娘ふたり。
まるでキャンプみたいなノリで。
表札まで出てたし(笑)。

なお「変容する家」のイベントは9月15日(土)~11月4日(日)の2ヶ月間。
なのでこの記事が上がってる時点では終わってるはずですが、即時作品が撤収されるのかは不明。
ひょっとしたら作品のいくつかはしばらく残される可能性もあるので、見ておきたい人は急いで下さい。
作品の展示場所は公式サイトでチェックできます。
「変容する家」で検索して、詳しくはそちらを参照してください。
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