
波自加彌神社
2018年09月02日

金沢のほぼ北限、二日市町にある波自加彌神社です。
「はじかみじんじゃ」と読みます。
この神社、地元民でもすごく分かりにくい所にあって。
通りの横の細い脇道を入るんですが、地図を見ててもどこで入ればいいのかさっぱり分からない。
初めての人には、かなり難易度高いです。
その細い道を進むと、山裾に石の鳥居がひっそり。
周囲には木々が厚く生い茂っていることもあり、正直印象としては地味。
そのひっそりとした鳥居をくぐり、長くて急な石段を登ると、やっと拝殿にたどり着けます。
この階段が結構キツイんですわ!
で、やっとのことで登り切り、ふと拝殿の横を見ると、駐車スペース。
そう、頑張って階段登らんでも、車でスイスイ上まで登れるのです。
めっちゃショック受けますよ(笑)。
さてこんなフェイント要注意な神社(←?)ですが、ある事情で「日本で唯一の神社」と呼ばれています。
その事情とは御神体。
この神社の御神体、実は「ショウガ」なのです。
神社の御神体に食べ物を祀っている例は珍しく、というか日本でここだけだそうで。
なので、食べ物にまつわる御利益が得られるということで、食品関係の会社さんや調理士さんなんかが全国から参詣に訪れるそうです。
そもそもなんで「ショウガ」なの?という事ですが。
昔、昔、すご~く昔。
この神社、創建718年というから、ひょっとしたらそのくらい昔。(←奈良時代ね)
ある年、ひどい干ばつに見舞われまして。
困り果てたこの土地の主が、雨乞いの御祈祷をしたそうなんです。
祈り天に通じたのか、泉からなんと水がこんこんと湧き出し、人々は救われました。
ただそんな状況だったもので、神様へのお礼に捧げるものが何もない。(お酒とかお米とかですかね?)
でもそんな中でも、干ばつに強いショウガだけは比較的簡単に手に入りました。
そこでショウガを祭壇に捧げ、神に感謝したと、そんな由来があるそうです。
その故事にあやかり、今でも毎年6月15日に「しょうが祭り」が行われています。
わたしは行ったことないですが、地元のニュースではいつも必ず取り上げらます。
結構人集まるみたいですよ。
日本で唯一の食神を祀る波自加彌神社。
食べ物関係のお願いなら、なんでもオーケーなので。
お料理が苦手な人は、ぜひ一度お参りを。
隠し味に「神」が宿る。
かも??
波自加弥神社
住所:石川県金沢市花園八幡町ハ165
TEL:076-258-0346
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