
穴水大宮 巨大なスライムの作り方、教えてください
2023年05月06日

穴水駅のほど近く、いかにも由緒ありそ~な神社があります。
その名も穴水大宮。
創建時期不明とされていますが、延喜式(平安時代の法律書)にその名が出てくるので、少なくとも1000年以上の歴史を持っている事になります。
祀られている神さまは
・稲荷大明神(いなりだいみょうじん)
・田心姫命(たごりひめのみこと)
・湍津姫命(たぎつひめのみこと)
・市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)
・大山咋命(おおやまくいのみこと)
・加具頭知命(かぐつちのみこと)
・宇迦魂命(うかのみたまのみこと)
・少名彦命(すくなひこのみこと)
の8柱。
はっきりとしたアナウンスはありませんが、どうも稲荷大明神がメインのようです。

入口を飾るのはこのご立派な石鳥居。
大振りなサイズの堂々たる両部鳥居です。
カッコイイのよ、これが!
重心を下に沈め、上に向かって大きく広がるダイナミックなプロポーション。
「石」という素材が醸し出すゴッチリとした頑強さ。
ん~~~シ・ビ・レ・ル♪

右脇には歌が刻まれた石碑。
『立ち帰り 辺津の入り江に 舟とめて いくたびも見む 能登の島山』。
平安末期の僧侶、西行法師の歌です。
この歌、西行法師がここに立ち寄った際に詠んだものとされていますが。
本当かなあ?
西行法師って北陸まで来た事あるの?
ちょっと信憑性に疑問。

その裏ににょきにょきと伸びる3本の杉。
霊力があると言われる三本杉です。
なんでも「必勝」「成功」「合格」のご利益があるんだとか。
素晴らしいね。
常に負け続け、常にスベり続け、常にアウト判定され続けてきたわたしには涙が出るほどありがたいパワー
しーーーーーっかり拝んどきましたよ。
ま、これくらいじゃわたしのマイナスエネルギーは吹っ飛ばんけどね!(←謎の自信)

その反対側に巨大な鉄の筒。
日露戦争で軍艦「春日」に搭載された大砲の砲身だそうです。
砲口をのぞき込むと分かるんだけど、身がすごく厚くてね、重量感満点。
実際重いだろうね、これ。
余裕で1t以上はありそう。
しかも質の高い鉄使ってるし、売ればいい値付くよ~。
売りモンじゃねーけど。

そしてメインの拝殿。
大振りな入母屋屋根がばっさー!
これもいいな~。
瓦の黒、漆喰の白、木の深茶。
ごくごくオーソドックスな寺院建築スタイルなんだけど、そこはかとなく漂う格調高い空気。
うわ、いかにも霊験ありそー、と感じずにはいられないスピリチュアルな威厳に包まれています。

内部はアレやらコレやらゴッチャゴチャ。
結構カオス。
活動してますな~。
人の出入りのない神社って、拝殿の中がガラーンとしてる事が多いんですけどね。
ここはもうゴッチャゴチャ。
人の気配が満ち満ちた、生きた空間になっています。

拝殿の前には謎のお犬様。
愛らしい目でこちらをちょーんと見つめています。
これ、何かというと子宝成就や安産祈願の守り神です。
犬ってのはポコポコ子供産みますからね。
そんな生態を子孫繁栄に重ねたのでしょう。
詳しい使用方法(?)は脇の石板に書かれています。
用法・用量を守り、正しくお参りください。

その横には白壁の蔵。
比較的最近建てられたものらしく、ご覧の通りフレッシュ。
あるんだろうね~、この中にお宝が。
何が眠ってるのかな?
見たいな~覗きたいな~中に入りたいな~。
忍び込みたいーーー!!!

最後に庭園。
そんなに大きくはないけど、きっちり手入れされた高密度な枯山水庭園です。
いいのよ、すげーいいのよ、この庭園。
植栽の配置・バランス、全体の構成、自然と人工との調和。
とにかくすべてが素晴らしい。
うちもこんな庭欲しいわ~。

スライムどーん!
でっかいし、キングスライムだね。
これどうやって手入れしてんのかな?
普通はチェーンソーでバリバリやるんだけど、こんだけデカいと奥の方まで手が届かんだろうし。
届かん所は長い植木ばさみでチョキチョキやんのかな?
うーん、ミステリー!

1000年以上の歴史を誇る穴水大宮。
落ち着いた雰囲気のい~い神社です。
焦らず急がず、ゆっくりとお参りしていってください。
特にお犬様パワーは効果絶大との事。
お子様絡みのお悩みをお持ちの方、ぜひ一度お願い参りに来てはいかがですか?
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