
サイエンスヒルズこまつ 館内編 カガクで遊べるゲームがいっぱい
2023年01月10日

科学と生活との接続点を見てもらうための施設、サイエンスヒルズこまつ。
前回はそんなサイエンスヒルズこまつのアーティスティックな建築の様子を見てきました。
今回は内部の展示を中心に紹介していきます。
中はピッカピカ。
建物自体が新しいのもあるんだけど、ガラス面を大きく取ってあるので大量の自然光に満たされています。
なのでどこか神々しいと言うか、近未来的な空気に包まれています。

入っていきなりロビーの大空間。
天井が高くて正面がガラス張りの大開口なので、実寸以上の広さが感じられます。
そしてその正面の開口部から見える景色、何気に建物の丘によってバリケードされている事にお気付きでしょうか?
これは外部の雑雑しい眺めをシャットアウトし、サイエンスヒルズという世界の中に閉じ込めるための仕掛けなのです。
いわばここから先は異次元へのトリップ!

では館内の間取り。
メインとなるのはワンダーランド。
こちらでは科学に関する様々な知見と、それが生活の中でどう生かされているのかが紹介されています。
もうひとつの目玉が3Dスタジオ。
4Kプロジェクターを備えたドーム型の3Dシアターです。
さらにイベント用のわくわくホールや、体験学習できるミラクルラボやフューチャーラボといった部屋も用意されています。

こちらはワンダーランドの入口。
わざと開口を狭くし、この先に潜むミステリアス性を煽っています。
で、ちょっと見て欲しいのが壁。
外ではあれだけ曲線×曲線を使ってたのに、ここでは一転、カックカクの直線のみで構成されています。
科学ですね。
0と1で構成される、輪郭のハッキリしたデジタルの世界がこの直線の連続で表現されているのです。

その先は一面の科学ワールド。
理科の実験みたいなコーナーや、それが生活にどう役立っているのかなんかが展示されています。
分野は素材、通信、エネルギー、電子部品など色々。
やや統一感に欠ける嫌いはあるものの、その分好きな場所から喰い付いていけます。

一番インパクトがあるのが、この宇宙ステーションの再現。
まるでSF映画のワンシーンのような空間になっています。
中でも特に興味深かったのがトイレシステム。
なんでもウ〇チは吸引機で吸い込んで真空乾燥、オ〇ッコは再生装置で飲料水に変えちゃうんだとか。
飲むのかよ、オ〇ッコ・・・(汗)。

こちらは「ジャイロ効果」ってやつを体験する装置。
シンプルだけど何気にメチャメチャ不思議な体験ができます。
やり方は簡単で、丸椅子に座ってホイールをグルグル回転させて、右に左に傾けるだけ。
するとそれに合わせて丸椅子が勝手に右に左に回転を始めます。
まー不思議、とにかく不思議。
地球の自転が関係してるらしんだけど、そんな事言われても全然ピンと来ん不思議体験。
ミステリアスやーーー。

一方でズッコケさせてくれるのが、この「てこ博士」。
テコの原理について説明してくれるのですが・・・。
ズレてんですよ、説明の画像とナレーションが。
声の方が先に進んじゃって画像がワンテンポ遅れるもんだから、音と画が全然噛み合ってないっていうね。
笑わせてーのか、おちょくってんのか、どっちだよ!?みたいな。
直せよ・・。

この「音の世界」も強烈。
画面に向かってグー・パーを出して合図を送ると、センサーがそれに反応して説明が進むってヤツなんですが。
感度が激烈悪くて全然反応しねー!
途中でイライラして止めちゃいましたわ。
人類の科学技術、まだまだじゃのー!

こちらはガスのコーナー。
四方に設置されたモニターを見て、ガスに関する理解を深めてもらおうというものです。
ボール状のものは原子模型ですね。
C(上の白い球体)がひとつにH(下の青い球体)が4つだから、CH4(メタン)。
つまり都市ガス。
当然可燃物ですので、このそばで全集中炎の呼吸とかしないように。(←?)

ジャンプコーナー。
センサーを体に付けてジャンプして宇宙へ飛び出すというゲームです。
これはね、それなりに楽しめますわ。
お、お、お、飛んでるよ、オレ様、空高く飛んでるよ、お、宇宙まで行っちゃったよ、みたいな。
最後には得点まで出ます。
結構イケてるかと思ったら、遥かに順位下だったけど。

奥の方には科学を学ぶ研修室。
子供向けの講座を随時開催しています。
わたし結構こんなの好きなんですよね~。
できれば参加したいけど、完全に子供対象だし。
ヲッサンでもランドセル背負って行ったら参加させてくれるかな?(※変態として通報されます)

科学と生活の関係を様々な角度から学べるサイエンスヒルズこまつ。
基本子供向けの内容となっていますが、大人でも十分楽しめます。
ちょっと子供心に戻ってカガクってヤツで遊んでみようかな~、みたいな感覚でお越しください。
館内にはショップが併設されています。
ここでしか手に入らないオリジナルグッズなんかもありますので、記念のお土産が欲しい方はどうぞ。
関連タグ >> 美術館・博物館 サイエンスヒルズこまつ
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