
サイエンスヒルズこまつ 建築編 超絶近代建築はサイエンスのアート
2023年01月07日

JR小松駅のすぐ裏手にあるインパクト抜群の超モダンな建物、サイエンスヒルズこまつ。
カッコエーのよ、超カッコエーのよ、ココ!
なんかSF感満載で、まるで100年後の世界が突然現れたかのような異次元的空気。
とにかくね、不安定なんですわ、空間が。
今自分がどこにいるのか分からなくなる、そんな感じ。
では早速見ていきましょう!

この建物の特徴は何と言ってもカーブ。
建物の全体が滑らかな曲線の不規則配置で構成されています。
それゆえに固定感や単調さがなく、角度によってさまざまな形・見え方が楽しめます。
オブジェですな。
建物と言うより、感覚としては完全にオブジェ!

そしてこのカーブ、ある形を象徴しています。
既にお分かりと思いますが、「丘」ですね。
だって施設の名前がサイエンスヒルズ(=科学の丘)だし。
大変だったろうな~、設計。
こんな不規則な形、コンピュータがないと絶対無理。
まさに科学の力によって生まれた丘です。

さらにこの建物、屋上を散策できます。
まるで丘を上り下りする感覚でトコトコ歩けるのです。
不思議ですよ~、この感じも。
自然の中にいるようで、でもコンクリートやガラスといった人工的なものもあって。
なんとも捉えどころのない、非現実空間。

こちらは中庭。
曲線が入り組む建物内で、唯一平面が展開する場所。
なんか湖みたいにも見えますね。
コンクリートを地面と水に置き換えれば、普通に自然の中にありそうな景色。
でもコンクリート。
いやー不思議だー。

そんな建物を真上から見たのがこの案内図。
どう?やっぱ不規則でしょ?
建物はコチコチの鉄筋です。
でも曲線だらけの不規則形状。
しかも屋上には芝生が植えられてて、それが周囲の地面と切れ目なく繋がってるから、どこまでが地面でどこからがコンクリートなのかものすごく曖昧。
だからか「建物の上を歩いている」っていう感覚が全くありません。

そんな一角にこんな遊び心が用意されています。
ボルダリングができるドーム。
子供喜びそうだな~、こんなの。
実際この日も小学生くらいの女の子が遊んでたし。
わたしもやってみたかったけど、さすがにヲッサン独りでうきうき遊ぶ姿は周囲の視線がイタイので止めました。

屋上テラスなんてのもあります。
本来はレストランだったようですが、現在は閉鎖中。
テラス部分のみ自由に使えます。
ここがすごく気持ちいい場所でね。
ぼっさーーーーーと過ごすには最高です。
時間のある人はコーヒー片手に読書でもしてってください。

科学と丘が不思議なフュージョンをしているサイエンスヒルズこまつ。
面白いですよ~。
本当に面白いですよ~。
建築という名のアート、そしてそれを実現するためのテクノロジー、そんな近未来感を思いっ切り味わってください。
次回は館内の様子をご紹介します。
内部はバリバリの科学のお勉強ワールド。
ちょっと学生時代に戻った気分でどうぞ。
関連タグ >> 美術館・博物館 サイエンスヒルズこまつ 近代建築
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