店主たみこの観光案内ブログ

金沢くらしの博物館 展示編◆じじー世代には懐かしのアイテムがいっぱい!

2022年05月16日

金沢くらしの博物館

 

金沢くらしの博物館。
明治32年建造の擬洋風建築がレトロ感むんむんで、シビれる程にノスタルジック&ファンタスティックな民俗資料館です。


前回はそんな建築の仕様をじっくりと見てきました。
今回はいよいよ展示内容のお話です。

 

館内マップ

 

まずは館内のマップ。

 

入口入ってまずは左折、そこに第1の部屋「企画展示室」があります。
その奥に「戦前のくらし」と「戦後のくらし」。
2階に上がって「特別室」「金沢くらしの大百科」「体験ルーム」と続き、再び1階に降りて、最後に「学校時代」となります。

 

結構ね、カオスなんですわ。
なんか思い付きでぐっちゃぐちゃに詰め込んで展示した、みたいな。
要は統一感がないのね。
なのでまー軽ーい気持ちで見てってください。

 

企画展示室

 

では一発目イキます。
「企画展示室」。
その名の通りここはその時々の企画展示が行われていますので、数ヵ月スパンで内容が変わります。

 

わたしが行った時は「加賀万歳(かがまんざい)」ってのをやってました。
加賀万歳ってのは新年を祝う舞ね。
いわゆる伝統芸能ってヤツですが、今じゃ保存会の人が細々と継承してなんとか命脈を守っている状態です。
そんな加賀万歳のアイテムがズラリ。

 

戦前のくらし

 

そこからスタスタっと進むと、次に現れる部屋が「戦前のくらし」。
なんかソレっぽいものが色々と展示されています。
中でもメインとなるのがこの再現座敷。
弁柄色の壁に床の間をしつらえた古臭い和室が、当時の空気を伝えています。

 

ちょっとツッコんでイイっすかね?
なんで獅子頭なん?
普通床の間に飾らんやろこんなの?
あと弁柄色の壁もなー。
こんな色、ゲテゲテ趣味の金持ちしか使わんぞ。
もっと一般庶民の素朴な生活模様を前提に再現した方が良かったんでね?

 

仏間

 

その隣には仏間。
仏壇を収納した部屋ね。

 

この仏壇もまた高そーだな、おい。
こんなデカいの新品で買ったら(今なら)数百万レベルだろ?
一般庶民の家に本当にこんな立派なのあったのかな?
なーんか生活レベルの設定、高すぎじゃね?

 

戦後のくらし

 

その向かいの部屋は「戦後のくらし」。
ここに来ると空気が一変、庶民感むんむんになります。

 

画像は昭和のお茶の間の再現。
なんかドラマのセットみたいですが、実際ね、こんな感じでしたよ昭和の庶民の家は。
わたしが子供だった頃もこんな感じで、居間にはガチャガチャ回すチャンネルのテレビがあって、電話は黒電話で。
電気もヒモ引っ張って点けたり消したりするヤツで。

ホントまさにこんな感じ。
いやー懐かしい!

 

昭和のラジカセ

 

これは昭和のラジカセ。

 

ラジカセ、分かります?
今の若い人にゃ分からんだろうな~ラジカセなんて。
わたしの若い頃はこれが最先端だったんです。
わたしも持ってましたよ、ナショナルのラブコールってモデル。
ちょっとナナメのボディと倍速ダビングできるってのがめちゃめちゃイカしてましてね。
「ダビング」って言葉、分かります?

 

おっと、おやぢ臭全開な話題に走っちまった(汗)。

 

ファミコン

 

おやぢトークついでも、コレも
ファミコン~~~♪♪

 

トッキメクわ~♪
今見てもトキメクわ~♪
めっちゃ遊んだしね、コレで。
徹夜でドラクエやって、明け方にやっと竜王倒した、とかね。
楽しかった~あの頃は♪

 

今はまあアレね、まあ、今の話はしたくねーーー・・・・(暗)。

 

特別室

 

こちらは二階の「特別室」。
工芸をメインに、ちょっと大人な展示がされています。

 

わたしも最近、工芸ってヤツが好きになってきましてね。
焼き物とか茶道具とか漆器とか、色々見て回るのがすげー楽しいんですわ。
やっぱトシなんですな、こんなのに興味が向くって。
趣味がどんどんジジ臭くなっていく・・・。

 

ちゅーかジジーだけどさ(老)。

 

金沢くらしの大百科

 

その隣の「金沢くらしの大百科」。
この部屋は金沢の文化について学べるという趣向になっています。

 

ここね、なかなかにお勉強になるのですよ。
タッチパネルでポンポンと情報を追いかけていけるので、お子様でも楽チン。
実際わたしが行った日も、小学校低学年くらいの子がメッチャ喰い付いてました。

 

体験ルーム

 

さらにその隣の「体験ルーム」。

 

この部屋はかなり意味不明。
なんか穴埋め的に適当なモン置いてある感むんむん。
思いっ切り残念な部屋になってます。

 

ただ畳が敷いてありますんでね。
昼寝すると気持ちいいですよ。(※昼寝の部屋ではありません)

 

学校時代

 

そこから再び1階に降り、次に目にするのが「学校時代」という部屋。
この建物が学校時代だった頃の様子が再現されています。

 

・・なんだけどね、ピッカピカなんですわ。
床も机もピッカピカ。
イマイチ昔感がない。

 

もうちょっと細工できんかったんかね?
ウソでもいいから古臭く仕立てて、昔ィ~~な雰囲気にして欲しかった。

 

金沢くらしの博物館の古い机

 

その部屋の一角に不自然なくらい古臭~い机が。

 

これね、マジで古い机なんですわ。
残念ながらここが学校だった当時に使われていたものではないっぽいんですが、でも昔の空気をい~い感じに残しています。
ボロいし、汚いし、傷だらけだし。

 

わたし骨董も好きなんでね。
こんなの欲しいわ~♪

 

昭和の井戸や竃

 

様々なレトロアイテムが楽しめる金沢くらしの博物館。

 

刺さりますゼ~。
昭和世代には間違いなく刺さりますゼ~。
古き良きあの頃の思い出に浸りたいって方はぜひ一度訪問してみて下さい。
思わず涙ぽろりなアイテムがきっと見付かりますよ!

 

 

金沢くらしの博物館

住所:石川県金沢市飛梅町 3-31 紫錦台中学校敷地内

TEL:076-222-5740

ホームページ:金沢くらしの博物館公式サイト

 




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