店主たみこの観光案内ブログ

白山比咩神社 エントランス編 参道からいきなり神霊力200%のスピリチュアルワールド

2022年01月26日

白山比咩神社

 

「しらやまさん」の愛称で親しまれている白山比咩神社(しらやまひめじんじゃ)は、全国に3000社あると言われる白山神社の総本社です。
場所は山奥。
霊峰白山をご神体とする神社だけあって、山奥です。
ご参拝の際には車でどうぞ。

 

さてこの神社、駐車場が3ヵ所ありまして、メインは通り沿いにある北参道駐車場なんですが、オススメはそのちょっと下にある表参道駐車場。
ここから入場すれば神社の正門である一の鳥居から入場できます。

 

白山比咩神社の一の鳥居

 

その鳥居がこちら、石造りのでっかい明神鳥居。


一見普通の石鳥居なんですけどね、違うんですよ、この鳥居の前と後ろとで空気が。
え?!ってくらい一転します。
まるでこの鳥居が強力な結界を作り、俗と聖とをザックリと分断しているかのようです。

 

荘厳な緑に包まれた参道

 

その「結界」の中。

 

どうですか、この眺め??
霊的エネルギーでギンギン!
「日常」という人間世界から「神域」という神聖世界へといきなり放り込まれたかのような不思議な感覚。
空気の匂いからして違います。

 

いいですよ~。
心洗われますよ~。
わたしのような極悪人でも心洗われますよ~。(←極悪人?)

 

琵琶滝

 

その途中、左手に小さな滝が現れます。
その名も「琵琶滝」。
名前の由来は不明。
流れ落ちる水の音が、どこか琵琶の音に聞こえるって事なんですかね?

 

琵琶と言えば、七福神の1柱である弁天さまが持っている楽器も琵琶です。
その弁天さまは音楽・芸事・そして川や水の流れに縁がある神さまとされています。
ひょっとしたら滝の流れに弁天さまの姿を重ね、そこから「琵琶滝」の名前が付けられたのかもしれません。

 

樹齢800年の杉の神木

 

続いて右手に現れるのが杉の老木。
樹齢およそ800年と言われています。
幹回りは何と10メートル!

 

これがもー神秘的なのですわ。
この清浄な空間の中にこのサイズの老木ですからね。
何か本当に精霊が宿っていそう。

 

トトロー!いるかーー??(※トトロはいません)

 

白山比咩神社の手水舎

 

そして手水舎。

 

屋根は入母屋、銅板葺き。
柱は白木、上部には組み物、木鼻、蟇股(かえるまた)。
バッシバシの伝統的日本建築!

 

なんですけど、それよりも心トキメクのが後ろの石垣。
色とりどりの石がガッツゴッツと積まれてて、見惚れるわ~♪
石は凝灰岩メインかな?
ボコボコしたラフな岩肌がイッケイケですわ!

 

樹齢1000年のケヤキの神木

 

そのまま石段を登り、最上部に到着すると再び神木。
今度はケヤキです。
幹回りこそ5メートルと先ほどの杉より小さめですが、樹齢は推定1000年!

 

1000年ですよ、1000年。
まだ平安時代ですよ。
そんな頃からここに立ち続けてたんですよ。
そりゃ霊力も宿るでしょ!

 

トトロー!出て来ーいーー!!(※だからトトロはいません)

 

荒御前神社

 

さらにそのすぐ側には小さな摂社。
荒御前神社(あらみさきじんじゃ)です。
ご祭神は荒御前大神、日吉大神、高日大神、五味島大神。
メインである荒御前大神は神功皇后(じんぐうこうごう)の朝鮮遠征を守護した神と言われています。

 

神功皇后って知らないって人のためにチョコっと説明すると、古事記や日本書紀なんかに登場するスーパーレジェンドです。
お腹に子供を身ごもったまま朝鮮遠征を強行し、見事平定して帰って来たという、男勝りのワンダーウーマン。
ちなみにこの時の子供が、現在日本中に4万社以上ある八幡神社のご祭神として祀られている応神天皇(おうじんてんのう)です。

 

盤持石

 

ここでちょっとその荒御前神社の左脇に回ってみてください。
面白いものが転がっています。
「盤持石(ばんもちいし)」です。

 

これ何かと言うと力自慢を競う石。
左から順番に172kg、150kg、127kgあります。
これを持ち上げて力を競ったそうですが・・・・無理!無理!無理!
絶対上がらん!
上がる訳がない!

 

負けず嫌いの力自慢の方はご自由にどうぞ。
腰がどうなっても知らんけど。

 

白山比咩神社の神門

 

そして参道のラストを飾るのがこの神門。
やや細身の八脚門。

 

ぶっちゃけね、威圧感はないです。
威圧感はないんですけど、それが逆に清々しいというか、スマート。
「さあどうぞお入りください」的なスカッとした風通しの良さがあります。

 

しかしそこは神の世界への入口。
さらっと素通りするんじゃなくて、きちんと一礼して入るのが礼儀です。
入場の際には敬意の気持ちを忘れずに。

 

神馬舎

 

門の脇には神馬舎。
ちゃんと中に馬もいます、作り物だけど。

 

でも昔はいたんでしょうね、本物の馬が。
馬は神の乗り物として敬われ、奉納の対象とされてきた生き物ですからね。
この神社にも恐らく何頭かいた事でしょう。

 

どなたか志のある方、馬を奉納してみてはいかがですか?
100%迷惑がられるけど(笑)。

 

白山比咩神社の境内

 

そしていよいよ境内に突入、となるのですが、この続きは次回

 

境内もね、いいですよ~。
なんたって3000余社を擁する白山神社の総本社ですからね。
威厳ムンムン!
そんな神霊パワーを思いっ切りお届けしまーす!

 

 

白山比咩神社

住所:石川県白山市三宮町 105-1

TEL:076-272-0680

ホームページ:白山比咩神社公式サイト

 




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