店主たみこの観光案内ブログ

アルバ 満塁ホームランカレー 松井秀喜も愛した洋風系金沢カレー

2020年06月10日

アルバ 満塁ホームランカレー

 

金沢市民のソウルフード『金沢カレー』。
特徴はドロ。
ドロッドロ。
流度感を完全無視したドロドロルーが最大の特徴です。

 

そんな金沢カレー、市内いろんなお店が提供しているのですが、中でも最もメジャーなのが「チャンピオンカレー」と「ゴーゴーカレー」の二強。
チャンピオンカレーについては以前にレポートしています。
ゴーゴーカレーはまたいずれ。
今回はその二強を追従するお店のひとつ、「カレーの市民アルバ」をレポートします。

 

アルバのルーツは洋風料理。
創業者の今度忠さんは、ヨーロッパで2年の料理修行をした経歴を持ちます。
その修行経験を生かして開発されたのが、現在提供されているアルバカレーなのです。
シチューをベースとし野菜と肉のコク味で構成された、まろやかなスタイルです。

 

店舗は県内外数店舗あるのですが、今回はその中から鳴和店を訪問。
ここは元メジャーリーガーの松井秀喜が通ったと言われているお店です。
彼の母校である星稜高校まではここから車で数分、チャリでも5分くらいですかね?
野球の練習でぺこぺこになったお腹を、ここのカレーを食べて満たしたのでしょう。

 

そんな松井も愛したアルバにて、看板メニューの”満塁ホームランカレー”。
ライス大盛りにして。
食べたおします。

 

アルバのライスとカレールー

 

ルーはどろんどろん。
もっそりごっそりまったり。
Wikipediaを読むと「やや粘度が低い」なんて書いてあるけど、あんなのウソ!ウソ!
どろどろのんめ~り、です。

 

味も重々。
ずしーーずしーーと沈み込んでくるような重度感。
スパイスでビシビシと動的に攻めてくるタイプではなく、厚みでごってりと力任せに押し込んでくるタイプ。
マッチョムキムキ!です。

 

辛さはさほどでもなく、まろやかさが主体。
ド濃いうま味が白いごはんにずし~んと乗っかって、そのまま胃袋にずんずんと積み上がっていく。
そんな食味です。

 

満塁ホームランカレーのソーセージ

 

トッピングはトンカツ、ハンバーグ、ソーセージ、コロッケ。
なんでもこの4つを野球の4つのベースに見立てているから「満塁」ホームランカレー、なんだそうで。
ちょっと順を追って食ってみましょう。

 

一塁(なのか?)のソーセージはザ・昭和な真っ赤っかソーセージ。
熱くて凝縮した肉の味がどばっと滴る。

 

二塁(なのか?)のコロッケはクリームコロッケ。
サクサク衣の中からとろ~り甘いクリームが流れ出し、ルーの重度感をソフトに包む。

 

三塁(なのか?)のハンバーグは香ばしさ満点。
じゅんわり湧き出す重厚な肉のうま味が、どどろんどどろんルーのヘビー感をさらに盛り上げる。

 

ホームベース(なのか?)のトンカツは厚み薄々、だけど肉の味は豊潤。
豚らしい脂べっちゃりなエキスをジューシーにしみ出し、ぎっとりと口の中を埋める。



ガッツンガッツン食べ進んで。
お腹もりもりに膨らませて。
完食。



アルバの”満塁ホームランカレー”。
カキーン!と一発ぶっぱなした、迫力満点の豪快カレーでした。

 

これでわたしも。
メジャーリーグ入りだぁーーーっっっ!!!(←ンなわけない)



ごちそうさま。





 

[参考]
・満塁ホームランカレー:980円
・ライス大盛:120円

 


 

 

カレーの市民 アルバ 金沢鳴和店

住所:石川県金沢市小金町 7-20

TEL:076-253-3753

ホームページ:カレーの市民 アルバ公式サイト

 




エリア >> 石川県 > 金沢市 > 小金町

 

関連タグ >> 金沢カレー 

 


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